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東レ・グループの人工皮革事業は、東レ(日本)、アルカンターラ社(イタリア)の2拠点で生産し、これに東レ・ウルトラスエード・アメリカ社(ニューヨーク)を加えた3社で全世界に向けて販売しています。アジア・オセアニアでは"エクセーヌ"、ヨーロッパでは"アルカンターラ"、アメリカでは"ウルトラスエード"としてブランド化された製品は、ファッション、インテリア、スポーツ、工業資材、自動車内装など幅広い分野で長年親しまれて来ました。
一方、東レが人工皮革事業をスタートさせて30年以上が経ちますが、その間に世界のビジネス環境は大きく変化しました。特に自動車産業においては、ここ数年で急速に地球規模のアライアンスが進展、まさにグローバル産業へと大きく変貌を遂げました。自動車を生産する場所やそれを販売する地域がボーダーレスになった今日、その内装に使われる素材についても地域ごとに異なるブランドではなく、世界共通のブランドであることが求められるようになってきました。
こうした時代の変化に対応するべく、自動車メーカー各社のご協力を仰ぎ、今後、東レ・グループが自動車内装用途に販売する人工皮革については、すべて"アルカンターラ"ブランドに統一して行くことになりました。"アルカンターラ"は、ヨーロッパを中心に自動車内装・家具用表皮材の高級ブランドとして広く浸透しております。今後はこの"アルカンターラ"を全世界のお客様に親しんでいただける、信頼の世界ブランドとして育てて参る所存です。
私どもはこれを機に、東レ・グループの総力を結集して、世界に向けてこれまで以上に質の高いサービスを提供して参ります。どうかこれまで以上のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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